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cbdcとは何ですか?

CBDCとは、民間銀行が中央銀行に保有する当座預金とは異なる、新たな形態の電子的な中央銀行マネーである 1 (図表2)。 CBDCは、中央銀行の負債であり、決済の手段として用いられる。 また、当該国の法定通貨建てで発行されることを通じて価値尺度として機能する。 CBDCには、大きく二つの形態がある。 一つは、金融機関間の大口の資金決済に利用することを主な目的として、中央銀行から一部の取引先に提供される「ホールセール型CBDC」である。 これは、利用者を一部の先に限定した電子的な中央銀行マネーという点で、民間銀行が中央銀行に保有する当座預金と共通している。

ハイブリッドCBDCって何?

そしてAとCの妥協ともいえるのがBです。 ハイブリッドCBDCとも呼ばれるBですが、利用者の法的要求を中央銀行に向け、プロバイダの帳簿と分離することでCBDCサービスプロバイダが破産したときも、利用者の口座の詳細は明かされないという利点があります。 この時、中央銀行が円滑に利用者の保護をするためにはCBDCの取引の帳簿が必要となります。

cbdcを導入するにはどうすればよいですか?

なお、CBDCを導入する場合でも、上記のうち、ユニバーサルアクセスや強靭性を確保するための取り組みについては、今後の現金の利用状況に応じて段階的に進めていくことが適当かも知れない。 CBDCを導入する場合には、金融政策の有効性や金融システムの安定性の観点から、CBDCの機能要件や経済的な設計(発行額・保有額の制限や付利の有無等)については慎重な考慮が必要である。 イノベーションを促進する観点から、中央銀行と民間事業者の協調・役割分担のあり方、すなわち、「日本銀行はCBDCの枠組みや技術的な規格をどこまで定め、どこからを民間事業者の創意工夫に任せるのか」といった点をしっかりと検討していく必要がある。

cbdcの基本原則とは何ですか?

CBDCの基本原則は2020年10月、日本銀行を含む7つの先進国中央銀行とBISからなる共同研究グループから下記のように発表されています。 まずCBDCは公共政策上の目的の達成を支えるために利用され、従来の通貨と同じように通貨・金融システムの安定を損なわないようにすることが原則です。

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